不思議の国の冒険長者は、
ギルド運営シュミュレーションRPGです。
自分は父親の後を継いだ弱小ギルド長となり、
最大5人一組のPT(部隊)を最大9PT持ちます。
そして退治、防衛、探索、運搬の依頼をこなしていき、
ギルドメンバーの経験値とレベルを上げ、報酬をもらい
新たにギルドメンバーを雇い、ギルド(順位)を大きくしていきます。
スタート時は2部隊(10人)が居て、
以後、街の酒場で求人が居ますので気に入ったら雇います。
職業は10職あり、ツボは抑えてある感じです。
ライバルのギルドは8ギルドあり、
主人公のギルドは弱小なので最下位の9位からスタートです。
王様の依頼が一定の間隔で出てくるので、王様イベントをクリアすると
ギルド順位が1つ上がり、領地が1つもらえます。
ギルド順位が1位になったら、エンディングです。
与えられた領地は、初期は治安が悪い状態で暴動が時々おきますが、
ギルメンの部隊を1つ配置する事で状態が良くなっていきます。
そう言った流れで運営していく訳ですが5人一組の9PTとなると、
45人ものギルメンを把握して動かさなくてはいけないので、
さぞ、大変で混乱する様なイメージですが、
実際は、領地に配置した部隊は基本的に何もしません。
実働部隊(依頼をこなしていく部隊)は、3部隊程度で
武防具と道具も使い回すので、思うより手間もかかりません。
依頼も常時2~3つあるので、3つの実働部隊の空き部隊に
入ってきた依頼をドンドン請け負わして、こなしていきます。
依頼は部隊のメンバーの能力値の合計で、
クリアできるか失敗するか、自動的に判定されます。簡単ですね。
ゲームの運営は簡単なので、クリアだけなら10時間程度ですが、
シュミュレーションゲーム特有のやり込み度も高く、
全部隊、全ギルメンの最高レベル、最高装備、
領地の治安を全てOKにするとなれば、相当に遊べます。
以上がゲームの説明ですが、
シュミュレーションRPGの面白さのツボは抑えてあるので、
ゲーム性自体は面白いし、私は一応極める所まで楽しめました。
しかし、メンバー管理のシステムが雑に作ってあるので、
紙に書き写して、状況を把握しないといけないのが、残念でした。
5点中3点を基本点数として、
システムの雑さにイライラする方は2点。
雑さを苦に思わず、装備、レベル、最強部隊を作り圧倒的な強さで
クリアする、と言ったやり込み要素大好きな方は4点。
評価の分かれるゲームでしょう。
では後日から、ゲームの攻略と解説に移ります。
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